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第37号 (2017) >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10087/11494

Title: 歴史的建造物保存についての一考察Ⅱ
Other Titles: To Preserve Historical Buildings partⅡ
Authors: 田中, 一雄
Tanaka, Kazuo
Keywords: 歴史的建造物保存
ナショナルトラスト
Issue Date: 31-Mar-2017
Publisher: 新島学園短期大学
Citation: 新島学園短期大学紀要.37,151-159(2017)
Abstract: 紀要第36号(2016年発刊)において,地域の風景や景観を構成する建造物,特に,都市における歴史的建造物の保存をめぐる問題について,文化財保護法や条例等による保存制度の現状を把握するとともにそれらの問題点についての検討を 行った。  2016年になってからも,東京・銀座のソニービルの建て替えが発表された。ソニービルは,戦後日本の高度成長期を象徴する建造物であり,建築史的にも貴重で,また,東京一の繁華街・銀座のランドマークともいえる建造物である。都市のランドマークとなるような歴史的建造物が消滅することは,「都市の記憶」を失うことになる。  建造物については,文化財保護法により重要文化財としてほぼ完全に保護・保全が図られてものがある一方,建物の表面や建物の一部を保存し,他の部分は改築する方法(ファサード保存)なども採られてきている。   本稿では,文化財保護法,景観法などの既存制度による保存に加え,自治体が条例に基づき景観形成あるいは都市政策として建造物や一定の区域を指定する制度の創設を提案するとともに,国においてもこの取組みを支援する法制度の創設 を求めている。また,具体的な施策としてナショナルトラストをブロック単位に設立するなどして歴史的建造物の保護・保全を図ることや歴史的建造物に係る固定資産税や譲渡した場合の所得税の減免や保護・保全を目的とする市民からの寄付に対する優遇措置の創設を提案するものである。  最新の建造物であっても,時の経過とともにやがは,”歴史的”な建造物へと移り変わっていく。落ち着いた風格のある都市を形成していくためには,都市の歴史を振り返るとともに50年先,100年先の都市景観や都市形成を見据えた都市政策の展開が待たれる。
URI: http://hdl.handle.net/10087/11494
ISSN: 1880-2141
Appears in Collections:第37号 (2017)

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