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第22号(2019) >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10087/12668

Title: 緑が丘の「緑の丘」/ 建築の構成がつくる風景
Other Titles: Midori no Oka” in Midorigaoka / Landscape created by Architectural Structure
Authors: 若松, 均
Keywords: Cooperative house
コーポラティブハウス
Architectural composition
建築構成
Environment Architecture
環境建築
Public space /Private space
公共空間/個別空間
Issue Date: 31-Mar-2019
Abstract: 敷地は,地形的に大きな丘のちょうど頂きに位置し周 辺よりも小高い場所にある.間口が狭く奥で幅広になる 土地には,かつて古い家屋と広い庭,そして懐かしさと 静寂さが残されていた.この場所に見合う建物は,ラン ドスケープ的・都市的な展開の中で,僅かにでも緑の記 憶を継承し時間を感じさせるものでありたいと考えた. 建築の構成は,住戸の単位ではなく,より小さな単位の ハコを手掛かりにしている.ひな壇状にハコを積み上げ 廻りの「地形」に習って「丘」のような全体像とする. そして地上の緑と上に行くにつれセットバックすること で,テラスの草木や樹木が連なり,小さな「緑の丘」を 連想させる建物とした.大小それぞれ気積の異なる複数 のハコの組み合わせでできた各戸内部は,段差や天井高 さのメリハリのあるひと繋がりの広いワンルーム空間を つくる.同時に一軒家のように複数の庭・テラス・屋上 があり,あちらこちらで内外が関わる計画である.住ま い手の皆が共有する中庭を取り巻くように配置された住 戸は,それぞれオープンな「内」「外」とプライバシーが 保たれた「内」「外」が,グラデーショナルにつながり「中 庭」に向かって生活の場が広がる.お互いが,背を向け るのではなく領域感を保ちつつ程よい距離感で垣間見え, 独立性と連続性を兼ね備えた環境を形成する.地面の庭 はもちろん住人たちのものであるが,隣家や公道にも開 けていて,閉じたコミュニティの場というより,通過動 線であり,街との中間領域でもある「だれのものでもな い中庭」である.樹木や草木が時の経過と共に成長する ように,それぞれ工夫のある生活が共存しつつ時を経て ゆっくりと育まれれば,と考えている.
URI: http://hdl.handle.net/10087/12668
ISSN: 1343-8867
Appears in Collections:第22号(2019)

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