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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10087/5362

Title: The Well-Beloved における土地と人と時をめぐって
Other Titles: Social Aspects of The Well-Beloved ― Place, People, Time
Authors: 大桃, 道幸
Keywords: 
都会
鉄道
教育
変化
isle
city
railroad
education
change
Issue Date: Mar-2009
Publisher: 群馬大学医学部保健学科
Citation: 群馬保健学紀要. 29, 135-142 (2009)
Abstract: Thomas Hardy の最後に出版された小説 The Well-Beloved は、England の辺境The Isle of Slingers を舞台に、彫刻家Jocelyn Pierston が島の娘Avice Caro,その娘、孫娘と三代 に渡って同名の女性を愛するという,Hardy の後期の小説としてはかなり異質の作品である。 物語の非現実性と外界から隔絶したような島の特異性から,この作品は一種のファンタジーと して,捉えることのできない理想の女性を追い求める男性の物語,プラトニックなイデアの追 求をテーマとする作品として読まれることが多い。しかし,一見ファンタジーのような体裁を 取りながら,The Well-Beloved にはHardy の後期の小説に通底する社会史的な側面があり, それは時代の潮流と伝統的な島,つまり新旧の対立という問題である。鉄道と教育に象徴され る近代化によって,古来ほとんど変化のなかった島も変化を余儀なくされる。Avice Caro の 死は古き島の消滅を表すメタファーであり,主人公Pierston がAvice 二世,Avice 三世に寄 せる想いは,亡きAvice Caro そして彼女の精髄であるかつての島に寄せる想いなのである。
URI: http://hdl.handle.net/10087/5362
ISSN: 13434179
Appears in Collections:第29巻 (2009)

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